施設の概要
設立背景
喜連川社会復帰促進センターが設立された背景には、近年の刑務所の過剰収容の状況があります。各刑務所では、居住空間が狭くなったことによる対人トラブルが増えるなどの問題が発生しました。法務省では、収容棟の増築工事などの対策を講じてきましたが、各刑務所とも、敷地内にこれ以上の建物を増築することが困難となっており、収容人員増への緊急対策として、新刑務所の建設が必要となりました。
この地には、以前、黒羽刑務所の支所である喜連川刑務支所があり、地元の方からは、喜連川農業土木学園と呼ばれていました。同支所では、開放的な処遇が可能な受刑者に対し、農業、園芸などの職業訓練や大型建設機械の運転免許取得のための実技講習などの社会復帰に向けた取り組みを行っていましたが、対象受刑者の減少から平成11年に廃庁となっていました。
| 敷地面積 | 425,891m² (東京ドームの約9倍の広さ) | |
|---|---|---|
| 建築面積 | 85,333m² | |
| 収容定員 | 2,000人 (精神的・知的障害のある受刑者250人、身体障害のある受刑者250人を含む) | |
| 収容対象者 | 犯罪傾向の進んでいない受刑者(男子) | |
法務省では、刑務所の過剰収容対策として、新刑務所の適地を探していましたが、自然環境に恵まれたこの地において、新刑務所を建設することを決定し、一方、施設運営については、我が国の厳しい行財政事情を踏まえてPFI手法を活用することとし、ここに東日本では初めてのPFI方式による官民協働の刑務所「喜連川社会復帰促進センター」が誕生することになりました。

SPCとは、「特別目的会社」(Special Purpose Company)の略称です。
当センターの運営を行うために、本事業を落札した喜連川セコムグループを構成する各企業の出資により、SPCである「社会復帰サポート喜連川(株)」が設立されました。
■ アクセス
| ● 施設名 | 喜連川社会復帰促進センター | |
|---|---|---|
| ● 所在地 | 〒329-1493 栃木県さくら市喜連川5547番地 TEL: 028-686-3111 FAX: 028-686-5656 | |
| ● 交通手段 | ・電車/バス | JR東北本線「氏家」駅より東野バス「喜連川センター」下車、徒歩10分 |
| ・タクシー | JR東北本線「氏家」駅より「喜連川社会復帰促進センター」約20分 | |
| ・乗用車 | 国道293号線 | |
さくら市
栃木県の中部に位置する市です。平成17年に旧氏家町と旧喜連川町が合併して誕生しました。市名になっている桜は、旧氏家町では勝山城址の桜・鬼怒川堤防の桜堤、旧喜連川町では県道佐久山・喜連川線の桜並木・お丸山公園の桜など両町民にとって長年親しまれてきた花です。また、ひらがなにすることで表現が柔らかくなり、桜の花のように美しい“まち”になってほしいという両町民のまちづくりへの願いが込められています。