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お知らせ   2016年2月の記事

2016年2月17日
■ 当センターで行っている就労支援について

犯行時,無職であった受刑者や無職のまま再犯に及んでしまう刑務所出所者の問題が以前から指摘されており,再犯防止に向けた取組みのひとつとして,当センターでは就労支援を実施しています。
 ここでは,その内容をご紹介したいと思います。ハローワークや刑務所出所者であることを了解の上で採用してくださる雇主(協力雇用主)へ個人情報を知らせることに同意することを条件として,まず,希望する受刑者の中から対象者を選定します。そして,ハローワークと連携して,ハローワークの職員による職業相談,職業講話,職業紹介,求人・雇用情報の提供等を行い,出所後の就職活動をなるべく早く行えるよう支援しています。
 さらに,ハローワークを介して協力雇用主からの在所中の受刑者に対する求人(受刑者等専用求人)の募集を行っています。加えて,身元の引受けや生活面での助言,支援も行っていただける雇主からの求人である「職親プロジェクト」という制度による募集も年に二回行っており,これらの求人により在所期間中に採用面接が行われ,採用が内定するケースも増えています。この「職親プロジェクト」は日本財団という公益財団法人に後援をしていただいています。
 また,キャリアコンサルタント等の専門家が継続的に助言・指導を行う「重点的な就労支援」という制度もあり,これに選定された対象者は,職業訓練編入者が受けることができる刑務所内での特別指導である就労支援指導にも編入され,教育的なプログラムも受けます。
 こうした様々な就労支援により,入所時には就職の予定も当てもなかった対象者に出所後なるべく早く就職してもらい,安定した生活を維持してもらうことで,再犯を防止し,円滑な社会復帰を図ろうとしています。