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お知らせ   2019年5月の記事

2019年5月30日
■ とちぎHACCP認証取得しました。

当センターにおいて、被収容者に給与されているコッペパンは、当センター炊場工場で焼いたものを提供しています。これは、平成29年度末にベーカリー室を新規設置したことにより可能となりました。使用する小麦は栃木県産「ゆめかおり」を100%使用し、その使用量は年間50トン、栃木県内総生産量の約1割を占め、地域共生にも大きく貢献しています。

このコッペパンは甘みが多くふっくらしたパンで大変おいしく出来ております。このコッペパンをより多くの方に知っていただきたいと思い、昨年度においては当センターや黒羽刑務所の矯正展の他、他施設の矯正展でも販売を行わせていただきました。

外販するにあたって、安全安心な食材が使用されているのか、厨房は衛生的に管理された施設であるかと思われる方も中にはいらっしゃるため、国際規格であるHACCP(ハサップ)の手法を取り入れた衛生管理を行うことでしっかりと管理された施設で作られているということを第三者組織に評価してもらえるよう栃木県食品自主衛生管理認証制度(とちぎHACCP)の取得を目指しました。

認証取得に向けて、炊場工場内の作業工程管理・衛生管理を徹底し、当初の構想から約1年強の期間を経て、本年3月26日付けをもって刑事施設としては初めての認証取得に至りました。

今後は、当センターの被収容者が焼いたコッペパンをより知っていただけるような取り組みを考え実施し、広義での矯正施設への理解、社会復帰への一助となるよう努力していく所存です。

とちぎハサップ.pngとちぎHACCPとは?

食品衛生管理において【HACCP】という方式を用いたものであり、Hazard Analysis Critical Control Pointの頭文字で「危害要因分析重要管理点」という意味です。この概念は1960年代にアメリカで宇宙食の安全性を確保することを目的として考案されたという背景があり、特に海外で重視されており、近年、日本でも注目されてきております。

今回取得した「とちぎHACCP」は、地方自治体による認証制度で、栃木県に限らず全国の各自治体で行われおります。